このたび山田勇魚は、日本橋N11ギャラリーにて青沼底氏との2人展「panoramimics」を開催いたします。本展示会のタイトル「panoramimics」とは概観・鳥瞰的(panoramic)と擬態(mimic)を掛け合わせた造語。アーティストの青沼と山田は景色や事象、時間そのものを作品に擬態させることを主として活動しております。青沼はタンポポの綿毛を建築構造に擬態させ、都市における細胞のような建築物の儚さや、そこに建ち続けている健気さを表象。山田は主に鯨を付喪神に擬態させ、戦争や捕鯨文化、海洋プラスチック問題といった社会課題に真摯に向き合います。両者の作品が一堂に会すれば自ずと都市と海を想起させ、フォトジェニックな地点でのパノラマ写真を彷彿とさせる景趣が立ち上がります。青沼と山田の遊び心あふれる巧みな意匠に高貴なる偉大さと静かなる単純さを感じ取っていただければ幸いでございます。また今回の展示では、実際に使用している道具や資料の一部もブースにて展示をいたします。会期中には、クジラ型に切り抜いたアクリル板に絵を描くワークショップも開催予定です。展示会の様子は、山田勇魚の公式Twitterからもご確認いただけます。ぜひこの機会にご高覧ください。会場:日本橋N11 ギャラリー(Google Mapはこちら)アクセス:三越前駅A1出口から徒歩1分 日本橋三越から徒歩2分展示期間:2月24日(金)→3月18日(土)N11ギャラリー公式サイトはこちらから